今日は朝から三重県に行き,情報教育関係者と話してきた.
午後3時頃には終わり,その後,せっかくなので愛知万博に行った.午後5時からは2300円で入れるのだ.万博自体は22時までやっている.帰りは夜行バスにすることにした.
台風が接近していたので,企業ブースを中心に回ったにもかかわらず,各待ち時間は短く15分もあれば入れた.ので短いながらもいろいろ見ることができた.
「JR東海 超電導リニア館」-超電導リニア3Dシアター-
3Dのリニアモーターカーが走る映像を見るのだが,ドキュメント仕立てなどにはなっていず,ただひたすらリニアモーターカーが走る映像だけである.3Dにする必然性もあまりない.
環境問題などの問題点には一切触れず,バラ色の未来を示してくれ,「正しい万博」である.
「JR東海 超電導リニア館」-超電導ラボ-
超伝導磁石の解説なのだが,超伝導がいかに素晴らしいかいまいち分かりにくい.「電源が要らなくなるので,騒音の原因になるパンタグラフが要らなくなる」と一言言えばいいのに.
「三菱未来館@earthもしも月がなかったら」
家庭用人間型ロボットによる導入の説明の後,移動してIFXシアター(前だけではなく,左右にも天井にも映像を映す)をみる.映像は美しいし内容も非常に面白い.だが,映像と内容のつながりが薄いのが残念.
「マンモス ラボ」
見る価値はある.頭と足だけだが迫力はある.
やはり,直接の「モノ」を見る,というのが万博だと思う.
万博全体を通して何か物足りなく感じるのは「最新技術」を使った物を見られなかったところにあるのかもしれない.超伝導も3D映画も10年前からあるのだ.
ここ10年の技術革新は「ネットワーク」がメインでそれ以外はあまり変わっていない,と改めて実感した.
もう1回行けるならば,ほとんど見られなかった外国パビリオンを見ようと思う.モノを見ないと.