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日本シミュレーション&ゲーミング学会
「日本シミュレーション&ゲーミング学会 授業と教材研究部会 2006夏の部会」に行ってみる.東京国際フォーラムの会議室.高いだろうに.

全体として目指すところは分かった.「なりすましチャット」などで実践しているものに近いものと感じた.

授業で使われているシミュレーションゲームというと,どうしてもモデル化が難しく,おもちゃという感じがする.もちろん授業に必要なところを取り除き,際立たせてあるとしても「しょせんゲームだから」というイメージがある.
しかし,そうではなく「モデル化を学ぶ」のが重要なのだ,という考えは斬新でおもしろかった.「なりすましチャット」ではどんなアプローチができるだろうか.

ところで,三橋先生の言葉の定義が気になる.
レジュメには「大事だと思われる要素を抽出して仮説的なつながり関係づけてつくった世界がシミュレーション。」しかし,これは「モデル化」というべきものだろう.
「ゲームを進める主体が自ら判断して選択すればゲームという。」これが「シミュレーション」ではないだろうか.

全体としてまとめて「シミュレーション」というのは分かるのだが,私はそれにさらに「ゲーム」という言葉がつく理由を勉強しないといけない.それは言葉の定義だけの問題ではない.

(追記)ロールプレイ的な意味があるのかなぁ.
| 情報教育 | 23:40 | comments(0) | trackbacks(0)
関東大会第2回
関東地区情報教育研究会合同研究大会第2回埼玉大会へ行く.

・「21世紀をはぐくむ教科「情報」の在り方」
最初,言葉の定義がすっと入ってこなかったので苦労したが,分かった後はおもしろかった.

・「ショートムービーの作成と活用」
去年働いていた学校での課題にはとても使えるソフトかもしれない.

・「情報科で取り扱うインターネットの匿名性」
今の高校生は,生まれたときから携帯電話やインターネットがある世代に入ってきている.そんな生徒に対して「現実世界と違って,文字だけのコミュニケーションでは,,,」というアプローチは通用しなくなってきている.違いは生徒のほうがずっと分かっているように思う.逆に生活の中では意識していない.シームレスなのだ.
では,情報科の授業では何を指導すべきなのか.もうちょっと考えたい.

それはともかく,非常勤の先生の出席が少ないことが気になる.私の知っている非常勤の先生は1人も来ていなかった.私のことを知ってくれている人が1人もいない懇親会に行くのは,ちょっと気がひけるではないか.

しかし,懇親会ではblog上で知っている多くの人と話すことができた.これからもよろしくお願いします.
| 情報教育 | 23:25 | comments(0) | trackbacks(6)
第31回教育システム情報学会 2日目
教育システム情報学会第31回全国大会の2日目.

・A3-8 教科「情報」における学習内容の順序の分析と検討
教科情報に対する「目標」によって順序は変わってくるはず.しかし,このような裏付けは興味深い.最終的な結果が楽しみ.

基調講演などは全てサボって企業ブースへ.

justsystemのTRUSTIAという大学向けパッケージソフトのMiningAssistantがおもしろそう.テキストマイニングソフト.相互評価の自由記述などを簡単に点数化できるだろう.
もちろん,ネットショッピングなどの大企業でこのようなソフトは使われているのは知っている.しかし,大学向けにチューンされていることと,「キャンパスキット:360,000円」という価格が魅力である(笑).3600円になれば個人で買うぞ.

午後のセッションは書くことなし.なんだかなぁ.
関東地区情報教育研究会合同研究大会 第2回埼玉大会」に行くために夜行バスで帰る.
| 情報教育 | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0)
第31回教育システム情報学会 1日目
名古屋に行ったついでに教育システム情報学会第31回全国大会に行く.実家に泊まればいいので宿泊費はかからない.
そして「論文集なしで」と言えば1000円で入れてくれた.

・「大学新入生を対象とした教科「情報」に関する知識調査」
まあそんなもんだろ,と言った感じ.「情報科が始まって1年目で,高校の教員が不慣れだった」ことも考慮して欲しい.
| 情報教育 | 23:26 | comments(0) | trackbacks(0)
単元指導計画
「単元指導計画」というのは難しい.私にとって初めて作るものだし,教科書や学習指導要領とある程度合わせないといけないので,工夫しにくい.
| 情報教育 | 00:24 | comments(0) | trackbacks(0)
もはや驚かない
RFIDタグ搭載ランドセルの校門通過記録で仲良しグループを割り出すという小学校教諭の発想は普通?

たまたま私もこの『論座』の記事は読んでいた.そのときはちょっと引っかかったが,ほとんど何も思わなかったのだ.

RFIDのこの手の話にはもはや驚かなくなっている.麻痺しているのかもしれない.
| 情報教育 | 01:10 | comments(0) | trackbacks(0)
書籍についているバーコードで蔵書管理ができないか?
学校図書館に限らず,図書館の本にはバーコードが1冊1冊貼り付けてある.私は大学図書館にいたことがあるので分かるのだが,このバーコードを貼る作業は苦痛である.だいたい「バーコードプリンタ」がある館はいいが,学校図書館にはそんなものはないのでなおさら苦痛である(だろう).

しかし,最近出版された本にはカバーにバーコードが印刷されている.これを流用できるのではないか,と昔から考えていた.

さて,教育システム社の「まるわかり図書館電算化」に「書籍についているバーコード(2段ある)これで蔵書管理ができないか?」という項目がある.そこには「一意性がなく複本の管理が出来ないから不可です。」と書いてあるが,複本の場合だけ貼ればいいのだ.学校図書館ならば複本の割合は低い.
| 学校図書館 | 00:18 | comments(1) | trackbacks(0)
第35回全国学校図書館研究大会 3日目
第35回全国学校図書館研究大会の3日目.

知っている大学の先生に声をかけて頂く.この先生が力を入れている学校図書館の別の学会に行かなかったことを詫びる.私が大学のときにお世話になった(別の)先生が大怪我したことも初めて知る.だいぶ不義理をしている.

・F-7「効果的な情報サービスをどう行うか」分科会

-有料データベース
予算が許すならどんどん入れていきたい.授業で使いこなす自信もある.
ただ,図書館のトップページに有料データベースへのリンクだけを配して,検索エンジンへリンクしない姿勢は疑問である.有料データベースが検索エンジンより必ず勝っているわけではない.使い分けることが大切なのだ.

-パスファインダー
パスファインダーは「特定のトピック(主題)に関する資料の検索法をまとめたもの」などと言われている.が,つまりはwebで作るなら「リンク集」である.

しかしながら,パスファインダーというからには,単なるリンク集にとどまらず「情報検索のロールプレイ」が行えるようになっていないといけない.(というのは私の解釈である.)
つまりは教育用のものである.しかし,単なるリンク集にとどまっているものも多い.そして大学図書館や公共図書館でもパスファインダーは作られ始めている.

しかし,公共でパスファインダーを利用者に提示するのはいささか疑問がある.
「司書が作ったリンク集」と「検索エンジンの検索結果」とどちらが情報の信頼度が高いだろうか.
という疑問があるからだ.「中高生が使う場合」「一般の大人が使う場合」「(情報科の教員や司書である)自分が使う場合」と分けて考えてみて欲しい.

私が使う立場なら「検索エンジンの検索結果」を選ぶ.そして情報検索のプロに対して「検索エンジンの検索結果」を超えるパスファインダーを作る自信もない.(「主張」をするなら別で,検索エンジンを超えるパスファインダーを作る自信はある.)

学校図書館に戻って考えるならば,「インターネットに対しても「選書」したい」と思っている教員が多いことを実感する.
理想論を言うと,私は「自分で全て判断できる人間」を育てたい.先に教員が情報を選別していると,そのような能力は育てられない.

教育目的のパスファインダーは否定しない.しかし,パスファインダーを使わずとも知りたい情報が得られる人間になって欲しい.

次回は熊本とのこと.時刻表を見ながら旅程をいろいろ考える.
| 学校図書館 | 23:22 | comments(2) | trackbacks(0)
第35回全国学校図書館研究大会 2日目
第35回全国学校図書館研究大会の2日目.

・N-3「メディア活用能力育成をどう行うか」
椙山女学園の実践はだただだすごい.
私は一昨年「日本図書館協会学校図書館部会 第34回夏季研究集会」で見学させて頂いた.そのときは新館を建設中だったのだが,現在は完成して実際に使われているとのこと.

予算があるからだ,と言うことは簡単だ.
しかし,予算のない公立高校の一情報科教師として何ができるだろうと考えないといけない.
| 学校図書館 | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0)
第35回全国学校図書館研究大会 1日目
いろいろすべきことはあるのだが,現実逃避として3日間とも行く.

今年は郡山.かつて奈良に住んでいたときは,東北など「遙か彼方」というイメージだったが,東京に住んでいる今となっては郡山は近い.「東京から見て静岡ぐらいかな」と思っていたが,220Kmとのことで,もう少し遠く掛川と同じ距離だそうだ.
ともかく,朝から青春18切符で出かけて昼からの分科会に十分間に合う.

・B-1「学校図書館とNIEの連携・協力」
・N-3「メディア活用能力育成をどう行うか」(これは2日目の分科会)
全く別の2つの分科会を聞いた感想.

「新聞」記事には(社説・投書などを除いて)「事実」だけが書かれていることになっている.それに対して,論文にはたいがい「主張」が必ずあり,ない論文はつまらない.(自然科学などには「DNAは2重ラセンでした.おわり」なんていうのもあるが.)

課題で「教員が生徒に何を要求しているかによって,提出の形式を考えないといけない」と感じた.
つまり,「事実を調べる」ことが目的ならば「新聞」形式がいい.両論併記などがいいのだろう.この課題に「論文」と名付けるのはあまり良くない.
「主張する」ことが目的ならば,課題の名前としては「論文」がよく,新聞の形式にまとめるのは良くない.
これは高校の場合であり,小学校の場合は別である.

どちらが民間で必要な能力なのかは私にはすぐには分からない.
| 学校図書館 | 23:17 | comments(0) | trackbacks(0)
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